ソフトウェアには多数のライブラリが使用されることが多くなっています。以前はすべて作成することが多く、利用するのはプログラム言語やOSが最初から用意しているライブラリのみという場合が多かったようです。しかし、現在では自由に使えるライブラリが多くなり、また、商用のライブラリ集のたくさん販売されています。ソフトウェアにおいてライブラリとは機能追加のための重要な部品であったり、セキュリティ面で重要な部品でもあります。
場合によっては画面構成やさまざまな入力、出力機器をソフトウェアから利用するための手段でもあります。便利なライブラリですが、利用にあたっては2つの方法があります。1つはコーディング段階から組み込んでいく方法、もう1つは稼働時に利用する方法です。どちらのも場合も利用差にとっては差がないことではありますが、稼働状況によっては適切に選ぶことが必要です。
特に重要なのがメモリ管理です。ソフトウェアを稼働させるコンピュータがメモリが豊富でない場合メモリを適切に管理するために利用時にライブラリを取り込む方法が取られることが増えています。しかし、利用時に取り込む場合はライブラリのバージョンが変化していることがあったり、ライブラリが無いことも想定しなくてはならず、汎用的なソフトウエアの場合は避けることが多いとも言われています。ライブラリは巨大なサイズな場合もあり、稼働状況に応じてライブラリも選ぶ必要があります