EC2のサービスを本格的に使っている人もいますし、EC2を一時的なものとして利用している人もいます。利用の仕方には様々なものがあるのですが、いざというときのことを考えれば、EC2の契約をしておくメリットは大きいでしょう。基本的には従量課金です。従量課金ですから、使った分だけ料金を支払うことになります。
ですから、もしも使わなければ一切料金を支払わなくて良いというメリットがあるのです。初期費用や維持費は必要ありませんから、サーバインスタンスを立ち上げていない場合には、支払う料金は発生しません。とりあえず契約しておいて、いつでも使えるようにしておくのは良い方法の一つです。もしもサーバが急に必要になった場合には、すぐにサーバインスタンスを作成できますから、物理サーバを増設するよりもスピードは速いです。
たとえば、明日の朝までにサーバを増強しなければならないという状況の時に、物理サーバを探し回っていたのでは間に合わないでしょう。いざというときには、EC2ですぐにサーバを増強できます。もちろんですが、ある程度の操作方法は把握しておかなければなりません。基本的にはウェブサービスAPIでサーバインスタンスを作成すれば、その後はルートアクセス権限を用いて設定できますから、たとえば現在使っているサーバと同じ環境を構築するのも難しいことではありません。
先に登録をしておけば、いつでも登録したサーバインスタンスを作成できるというメリットもあります。